リトルと怪鳥のバルセロナ旅行記


2007/6/11(五日目)の様子



7階にある屋根裏部屋の廊下。左側に「洗濯室」や「メイド部屋」があり、右側は「棚」と「明かり(太陽光)とり」をかねた壁になっています。天井へ続く曲線が、美しいだけでなく屋根の強度も保っています。とても“屋根裏部屋”とは思えない快適な空間。


暖炉の部屋と呼ばれる屋上。通常のアパートは各部屋から真っ直ぐ伸びてバラバラになっている煙突を、工夫して数本まとめています。煙突自体にもデコレーションがあり、立派なオブジェになっています。


屋上から身を乗り出してみたら、下に先ほど見たテラスがありました。


手前の傾斜部は、光の階段と中庭に光を取り込む屋根。


表側の端にあるのは水の間と呼ばれる小さな部屋。建設当時は貯水タンクになっていたそうです。


現在の水の間は、上から照らす「光」と下から湧き出す「水」と空間をつつむ「水のような音」で演出されていました。


隣家にも凝ったデザインの建物があり、屋上からそのオブジェが見えました。


こちらのデザインも負けていません。まるで恐竜の背中のようで、瓦の1枚1枚がうろこのように見えます。右側の飾りもニンニクのような、ユニークな形。

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